.01究極のインナー
凸凹の組織を持つサーマル地は凸の部分が肌と密着し凹の部分は肌と接しない空洞を多くもつ組織構造で、この凹がつくる空洞が保温力を向上させるための重要な役割を担っています。本来、保温効果とは衣類の生地が肌に触れ外気を遮断するだけでも効果はありますが、保温効果を飛躍的にあげるためには、肌とは接し外気とは接しない「空気の層」が必要になります。層の中の温度を体温で上げ、温めた空気を逃さないようにすることで保温力を保つ事ができるのです。
このようにサーマルは1枚の着用では通気性があり適度な保温で過ごせ、重ね着をする事で何倍もの効果を発揮します。そして、フラットヘッドでは更なる保温効果と着心地を向上させる為、表裏の糸番手を変えダブルフェイスとして柔らかすぎず固すぎない生地感と、編地の形状を縦目のハニカム状にする事で、横方向にはネットのような収縮性で体に密着させ縦方向には伸びづらいオリジナルワッフル生地を完成させました。