DETAILSこだわりディテール
カフス部分の擦れ
フラットヘッドのディアスキンは革表面に極力加工をせず、革本来の風合いを色濃く残している。馬革と異なり茶芯は現れないが、起毛がかったような独特な表情をを覗かせる。オイルアップなどのケアで毛羽を均すことで艶なども出せるので着用やメンテナンス次第で様々な風合いへと変化させることも可能。
メタルボタン
黒みのあるメタルボタンは擦れにより陰影が強く現れている。革と共に着用を重ねるごとに風合いを増していく相性の良さもメタルボタンの魅力。
艶のある表情
ディアスキンの経年変化のひとつ、摩擦による光沢感が現れてる肘部分。シワになる部分ではディアスキン同士が擦れることで艶も出やすい個所なので経年変化が楽しみやすい。
オイルアップによる色味の変化
肩のヨーク部分はもともとブラウンのディアスキンを使用していたツートンモデル。長年の着用の中でオイルアップなどを繰り返す中で色味が深く変化しこげ茶のように変化している。
背中側のヨーク
ヨークの中に三つの頂点がある通称「トリプルヨーク」。複雑なパーツの縫製もキワをしっかり縫い上げることで完成度の高さを物語っている。背側のヨークも、もともとはブラウン。色味の変化が激しい
等間隔のダブルステッチ
肩など負荷のかかりやすい部分はダブルステッチ縫製で仕上げている。厚み出る重なり部分で、かつ柔らかいディアスキンを綺麗に縫い上げるのには高い技術が求められる。